恥の多い生涯を送って来ました。
自分には、人間の生活というものが、見当つかないのです。
人間失格 - 太宰治
もし、性欲も食欲も含め、ありとあらゆる欲求が枯渇したとしたら、人は何を頼りに生を正当化できるだろうか。
あるいは執拗な虐待で変容した脳に、人格障害やCPTSDが残り、まともに人間としても機能しないとしたら。
自信の正体が、自身の醜態を覆い隠すための名目でしかないと気づく頃、本当の苦悩が始まる。
それがどれほどのものなのか、人様の理解を得られるはずもなく、ただ去っていく彼らが残した白い置き手紙を火で炙っていく。
そこに隠れていたメッセージが鮮明に浮かぶのを見る都度、また少しだけ人間に近づく。
生き恥という見えないタトゥーを身体中に入れながら、今日も酒で自分を落とす。もはや身体も動かない。
普通、をおしえてほしい。
誰か。